
五感で楽しむことのできる新感覚の高級ホテル、メズム東京。SNSでも話題となっており、2020年の開業以来気になっていたホテルでもあります。
今回は地方から東京に戻った際の一時的な宿泊先として利用。魅力溢れるゲストルームを中心にご紹介していきます。

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メズム東京の概要

浜離宮恩賜庭園と隅田川を望む商業施設「ウォーターズ竹芝」の16~26階に位置し、2020年4月に開業。
有名なホテルグループ「マリオット・インターナショナル」から厳選された、「オートグラフ コレクション」に所属し、レストランやバーラウンジ、プライベートサロン「Club mesm」を備えたラグジュアリーホテルです。
- 所在地: 〒105-0022 東京都港区海岸1丁目10-30
- アクセス: 浜松町駅 より徒歩6分、竹芝駅より徒歩3分

100,000円/泊~
- ポイント即時利用で最安宿泊

110,000円/泊~
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メズム東京にチェックイン

ホテルは、ゆりかもめ「竹芝」駅から徒歩数分の位置にありますが、より乗り換えの少ない浜松町駅からのルートもおすすめ。
周辺はオフィスビルが立ち並ぶ中ストリートピアノが活発に行われていたりと、海外のような雰囲気のある湾岸エリアです。

ホテルに一歩足を踏み入れると、そこはスタイリッシュな音楽と甘い香りに包まれたインスピレーション溢れる空間が広がります。
“東京のきらめき”を表現したインパクトあるウォールアートに魅了されつつ、ロビーフロア16階へ向かいます。

館内の内装デザインは、国際的に評価の高いWilson Associates社、香りはフレグランスプロデューサーの石坂将氏を起用し、細部までこだわりつくされた素晴らしい環境です。
また、カジュアルなサービスも魅力で、エントランスでの送迎等も特になく、アフタヌーンティー利用でも気軽に出入りできる点もポイント。

ロビーフロアでは、ウォーターフロントに位置するメズムならではの”水”や”波”を意識させるアートワークがお出迎え。時間帯によって色彩が変化し、チェックイン・アウト、ディナータイムなど、シーンによってその様子を楽しめます。

浜離宮恩賜庭園や東京湾に流れる隅田川を望む、魅惑的なロビー。
単に”スタイリッシュ”にとどまらず、東京のエネルギーを感じさせるアートの数々やインテリア、そして個性豊かなクルー(ホテルスタッフ)など、他ホテルにないワクワク感を感じさせます。

「ヨウジヤマモト」の黒い衣装に身を包んだクルーの姿は非常にユニーク。そのモードな装いは、メズム東京のエネルギッシュかつクリエイティブな雰囲気に合っており、まさに「新しい体験」そのもの。

ロビーでは、アーティストによる生演奏や様々なパフォーマンスを鑑賞できる”ショーケース”が毎日開催されており、メズムならではのエンターテインメントを存分に楽しむことができます。

ロビーでのチェックインを終え、客室へ。滞在するのは、チャプター2 ガーデンビュー エグゼクティブ。
同じ”チャプター2″でも、通常の客室(バルコニー無・低層)、エグゼクティブ(バルコニー無・高層)、ガーデンビュー(バルコニー付・低層)、ガーデンビュー エグゼクティブ(バルコニー付・高層)の4種類があり、価格も異なります。

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客室|チャプター2 ガーデンビュー エグゼクティブ

降り立つ客室フロアは、どこか近未来的な様子も感じられ、客室への期待も高まります。
細部もこだわりで溢れており、竹を模したフロアライトや黒電話型の館内電話など、さりげなくも面白味あるインテリアがチャーミングです。

エグゼクティブタイプの客室は24~26階に位置していますが、今回は24階、東京スカイツリーを正面に望む客室にアサインしていただきました。
リビング / ベッドルーム

ドアを開けると、グレーを基調としたモダン&スタイリッシュな空間と、バルコニーから差し込む青空が広がります。
チャプター2の内装は43㎡と44㎡の2タイプあり、それぞれインテリアの配置や構造が違いますが、今回は前者を紹介していきます。

何より魅力的なのは、他ホテルでは置かれていないような小物の数々。
Priviaの電子ピアノや、トランクケースのインテリア、本の形をしたアメニティセットなど、どれもおしゃれなものばかり…こだわりの詰まった素敵な空間です。

フロアは天井の低さが若干気になるものの、リビングとバスルームとの隔たりをなくし、43㎡とは思えないゆとりを感じさせます。

“最新のテクノロジー”もこのホテルの魅力の一つ。
例えば客室のタブレットでは、照明オンオフや空調の他、ルームサービスやアメニティのオーダー、さらにはチェックアウトもできるため、こちら一つで完結されています。


ミニバーはカトラリーこそ少ないものの、コーヒーや紅茶、冷蔵庫にはビールやオレンジジュースなど、基本的なものは取り揃えられています。いずれもビンで提供されているのも、こだわりなのかもしれません。


コーヒーはティーパックではなく、猿田彦珈琲のオリジナルブレンドをドリップコーヒーで頂けます。他には抹茶をたてて楽しむことができたりと、”新しい体験”にフォーカスされた素敵なアメニティ。
いずれも美味しい淹れ方を客室のタブレットで参照できるので、困ることもありません。
バルコニー

こちらの客室の一番の魅力であるバルコニー。
眼下には浜離宮恩賜庭園と、東京湾に注ぎ込む隅田川、正面に東京スカイツリー、右手に勝どきのタワーマンション群を望む、エネルギッシュな東京の中に自然を感じる、贅沢な眺望を誇ります。

フロアによってその広さも異なるようですが、今回宿泊した24階はかなり広めに確保されている様子。これだけの広さがあれば、ファミリーでの利用も楽しめそうです。

天気の良い日は水面に青空が反射し、感動的な情景に心が癒されます。
東京エディション虎ノ門やThe Okura Tokyo ヘリテージウィングなど、バルコニーがあるホテルではリラックス感が違います。

一方、左右の壁面が薄く半透明でプライバシー感に欠けるのと、天井の低さも少々気になります。前者に関しては隣室の音も聞こえてしまうので、気になる方も多いかもしれません。
また、天井がバルコニー前方までせり出しているため、せっかくの景観を損ねてしまっているように感じます。

とはいえ、これだけの眺めをバルコニーで楽しめるラグジュアリーホテルは数少ないので、宿泊される方には、ぜひバルコニー付の客室をおすすめしたいです。
バスルーム

ドレッシングエリア周辺は、左手に洗面台、正面にクローゼット、右手にバスルームが続くようなつくり。
洗面台が一つのみなのは少々残念ですが、その分収納スペースが広く確保されており、かつクローゼットとバスルームの距離も近いため、使い勝手の良い印象です。

高級感ある石材で囲まれたバスルームは、程よく体が入り込む深さがあり快適。

アメニティバスソルトを入れるとお湯が水色になり、壁面のグレーとのコントラストが素敵です。

個人的に魅力に感じたのは、バスタイマー。ボタン一つでお湯のオンオフが切り替えでき、さらに適量になるまでの時間を知らせてくれます。

ドライヤーは、大風量でドライ時間を大幅にカットできる「SALONIA」。そのマットな見た目もおしゃれで、メズム東京の客室の雰囲気にもぴったりなチョイス。

バスルーム奥にあるクローゼット。そこまでの広さはないものの、ロゴ入りの特注ハンガーや着物状のバスローブなど、こちらも小物が魅力。
中でもバスローブはそのままパジャマとしても利用できる、吸収力・速乾性のある素材で、つややかな肌ざわりが非常に心地よいです。
アメニティ

メズム東京のコンセプトである”TOKYO WAVES”や竹芝の沿革について綴られたアメニティボックス。


内部には歯ブラシやシェーバーなどが素敵なパッケージングで収納され、その凝った内容に驚かされます。
こちらはロビーフロアでも購入できるので、気になる方は立ち寄ってみてください。

気になるバスアメニティは、バルクオムとメズム東京のコラボレーションで生まれた、The Blend。
オレンジのような柑橘系に仄かな甘さを加えた、決してバスタイムの邪魔をしないような癒しの香り。

スキンケアセットは雪肌精。スキンケアグッズは追加でオーダーしないといけない高級ホテルも多い中、既に用意されているのは非常に助かります。

100,000円/泊~
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110,000円/泊~
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チェックアウト

今回の滞在を通じ、”単なる煌びやかなホテル”というだけでなく、細部に至るまでの作りこみと、それを発見する楽しさに溢れたホテルであると感じました。
まだまだ新しい魅力を見つけたく、次回はレストランやバー、さらにはスイートも楽しんでみたい、そんな思いでこのホテルを後にしました。
メズム東京の料金・お得なプラン

一休のタイムセールでの予約が最安で宿泊できます。
各予約サイトの金額目安は以下のようになっています。※時期によって大きく変動があります

100,000円/泊~
- ポイント即時利用で最安宿泊

110,000円/泊~
- ポイント利用で最安も

一休ダイヤモンド会員であれば特典も豊富。
一休は国内高級ホテルであれば最安プランが多いので、ぜひ会員ランクを上げておきたいところです。