ホテル御三家として、国内高級ホテルを牽引してきた、ホテルオークラ。
2019年より”The Okura Tokyo”としてリニューアルし、ホテル御三家好きにとって、今回の宿泊を待ち遠しく感じていました。
そんなホテルのご紹介に先立ち、今回はワーケーション・ステイケーションでの利用を目的に、プレステージタワーにお邪魔しました。

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The Okura Tokyoにチェックイン

都心の中心部”虎ノ門”に在りながら、入り組んだ坂道を登った先に位置する当ホテルはとても静かな環境にあり、まさに都会の隠れ家のよう。
今回も送迎車でホテルへ。ベテランのドアマンによる対応は非常に丁寧かつ安心感があり、帝国ホテルに通じる内資系ホテルらしいサービスに心落ち着く思いでした。

ホテルに踏み入れると、落ち着きがありながらも、上質かつ和を取り入れた美しい空間が広がります。
装花のデザインはクリスマスの華やかな様子を取り入れながらも、決してその空間を崩さず….特に「”和”と”モダン”の融合」という面においては、そのデザインは個人的にトップレベルの印象です。

客層は、年齢層高めながらも、お子様を連れたお客様も多い様子。ただ、皆様、上品で落ち着きがある印象で、こういった雰囲気は個人的には好みであり、満足度も非常に高いです。

チェックイン、チェックアウト時は列ができるものの、安心感のあるスムーズな対応は変わらず、ベルマンとの連携も抜群。
また、今回はディナー&カクテルバーの予約をチェックイン時にお願いしましたが、取次含めてその対応の早さには驚きました。やはりこういった部分はリニューアルに伴うハード面の強化が大きいのかもしれないです。

63,000円/泊~
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64,000円/泊~
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客室|プレステージコーナールーム

エレベーターを抜けると、日本美を感じさせる空間が広がり、落ち着いた佇まいでゲストを迎え入れます。和紙や木の素材感のある壁面に加え、控えめながらも要所には高級感のある石材を用いており、わびさびの利いた美しさがあります。

通路には、様々な日本の工芸品が展示されており、さながら美術館のよう。
オークラでは日本初の私設美術館「大倉集古館」を所有していることもあり、アートに対しても並々ならぬこだわりを感じさせます。
リビング / ベッドルーム

高層ビルにリニューアルされた客室を堪能すべく、今回は角部屋の「プレステージ コーナールーム」を選択。

客室はベージュ系の色合いを基調とし、温かみのある木材のインテリアを押し出した上質感のある空間。ところどころに和のテイストを感じさせながらも、タブレットや使い勝手のよいパネル配置等、機能性にも優れた面も感じられます。

ベッドはマニフレックス社製で、オークラと特注の「マニフレックス ・リガーレ・オークラ スペシャル」。十分な厚みと適度な反発感が心地よい仕上がりです。
フットベンチもだスエード生地のような手触りの加工が施されており、上質感も抜群。

クローゼットやエントランス部分を含め、全ての収納具は壁面に収まるような構造となっており、床面積以上に広々とした印象があります。

ソファ、クッションともに非常に柔らかで、快適。東京タワービューの眺望と合わさり、ちょっとしたティータイムや朝食のひと時をさらに優雅なものにします。

今回の客室では、リビングからは南側の東京タワーや東側の虎ノ門、新橋方面の景色、ビューバスからはそれらに加えて北東の東京スカイツリーの眺めを楽しむことができました。

非常にシンプルな見た目がらも、杢目の上質さと機能美を兼ね備えるこちらのデスク。
デスク脇には、コンセント、USB、有線LAN、HDMIを接続することのできる収納式のパネルが手の届く範囲で設置されており、非常に扱いやすいです。WiFi環境も快適で、仕事用途で申し分のない環境です。

クローゼットはテレビ脇の壁に隠されるように設置されています。ダークブラウンの木製ハンガーは重厚感と高級感を併せ持ち、ジャケットにも最適。また、厚みのあるジャケット用×7、クリップ付き×5と、ハンガーの数も多いです。

クローゼットルームには固定型のバッゲージラックも配置されています。上質感溢れる作りで、洋服をかける位置とは反対側に設置されているため、かさばることもありません。
バスルーム

バスルーム周辺のデザインは、高級ホテルらしいライムストーンの色合いをベースとしたデザインながらも、その高さとビューバスの開放感から、圧倒的にゆとりある印象を持ちます。

客室の目玉の一つであるバスルーム。浴室いっぱいに窓が縁取られており、東京の夜景を余すことなく堪能することができます。

今回の客室では、左手にスカイツリー、右手に東京タワーが見えるという最高のビューバスとなっていました。こちらの画像はスライドショー形式になっているので、画像右をクリックして、その眺望をぜひご覧下さい。

お湯を沸かす時間も短く、レインシャワー、ハンドシャワー共に調整幅が広い、そしてテレビ付き。ハード面での快適さも抜群です。
アメニティ

バスアメニティはMiller Harrisの「BHUBARB&PEONY」。
ダークチェリーを基調にローズも感じられる、大人の女性を意識させる香り。
ビジネスユースも多い中、こちらのチョイスは攻めている印象ですが、落ち着きのある客室に、さりげなくも華やかなトーンを加えます。

スキンケアグッズが取り揃えてある点は珍しく、気分が高まります。こちらの客室では、THREEの化粧水、乳液、クリーム等のグッズ一式が揃えられていました。

その他ハミガキセット、シェービングセット、くし、マウスウォッシュ等、基本的なグッズは全て取り揃えてあり、梱包もシンプルかつスタイリッシュです。

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The Okura Tokyoのランチ|スターライト

今回の滞在では、プレステージタワー最上階の41階に位置するバーラウンジ「スターライト」にて、遅めのランチも頂きました。

夜に近づくにつれ、より落ち着きのある照明に変化し、虎ノ門のビル群が輝き始めます。
バーカウンターはもちろんのこと、窓際に配置されたペアシートや、今回のようなソファー席からもその様子を一望することができます。

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The Okura Tokyoのディナー|オーキッド

ディナーは、プレステージタワー5階のオールデイダイニング「Orchid(オーキッド)」で頂きました。

店内に入ると、白を基調とした控えめで上品なクリスマスデコレーションが目に入りますが、こちらはお客様よりプレゼントされたものとのこと。
長年愛され続けるオークラならではのストーリーに、思わずほっこりしてしまいます。

天井が高く、オープン厨房が見える店内は上品にライトアップされ、抜群の開放感と清潔感があります。
客層は40〜60代の方や、小さなお子さんを連れたご家族などが中心でしたが、日系ホテル御三家ならではの落ち着きと品を感じる空間でした。


今回はコース料理の「伝統のローストビーフディナー」と、サーモンムニエルをアラカルトで注文。ローストビーフはしっとりとして肉厚。その為、見た目以上にお腹にたまり、満足感の高い一皿となっています。

サーモンムニエルには、程よく脂が乗っていてケーパーの酸味と見事にマッチします。
付け合わせの野菜はどれも過度な調理はされておらず、自然の甘みが感じられ、箸が進みます。

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The Okura Tokyoのバー|オーキッド バー

ディナー後は、メインバー「Orchid Bar(オーキッド バー)」でカクテルタイムを楽しみました。
バーの入り口までは写真のような石造りの壁に囲まれており、隠れ家的な雰囲気に期待が高まります。

重厚感のあるバーカウンターにインテリア、ライトアップされたバックバーには様々な銘酒が並び、旧バロン オークラから受け継がれた、圧倒的な風格を感じさせます。

帝国ホテルと同じくバーカウンターは人気なようで、ご利用の際は、予約もしくは早めに来店された方が良いかと思います。

今回も、一杯目はマティーニをオーダー。こちらのマティーニは、ベルモットを抑え、ジンの香りと味わいを際立たせた、ドライ目かつ非常にクラシカルな印象があります。
まさに王道を行くマティーニであり、バーの歴史と、その自信を感じさせる一杯でした。

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The Okura Tokyoの朝食|ルームサービス

せっかくの客室を満喫すべく、朝食はルームサービスを選択。朝食はコーナールームから絶景を眺めながら頂くルームサービスは格別でした。

今回はプレステージタワーブレックファストを頂きました。メインは卵料理でベーコンや野菜などの付け合わせ、モーニングブレッド、フレッシュジュースとコーヒー紅茶のセットです。

オムレツに具などは入っておらず、プレーンで王道な印象があります。ポーチドエッグは他ホテルより黄身がしっかりしていて食べやすく、付け合わせの香ばしいベーコンは硬めでカリカリの仕上がりでした。

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チェックアウト

ホテルでの素晴らしい体験を書き留めつつ、チェックアウトへ。
ソフト、ハード両面共に優れたホテルであることは間違いなく、リニューアルから1年程度にも関わらず気品溢れるその佇まいは、ホテル御三家としての旧オークラの意思を確実に引き継いでいるように感じました。
The Okura Tokyoの料金・お得なプラン

一休のタイムセールでの予約が最安で宿泊できます。
各予約サイトの金額目安は以下のようになっています。※時期によって大きく変動があります

63,000円/泊~
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64,000円/泊~
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一休ダイヤモンド会員であれば特典も豊富。
一休は国内高級ホテルであれば最安プランが多いので、ぜひ会員ランクを上げておきたいところです。