
来るとは思っていましたが、ついに変更入りました!
SNSで話題沸騰中の「マリオットアメックスの改悪」について。
この記事では、マリオットボンヴォイアメックスの変更点を踏まえ、これから切り替えるべきか?切り替え先の候補カードを解説していきます。
- マリオットボンヴォイアメックスの「変更点は何か?」
- マリオットボンヴォイアメックスから「別のカードに切り替えるべきか?」
- マリオットボンヴォイアメックスから「切り替え先の候補は何か?」
マリオットボンヴォイアメックス変更点まとめ
マリオットボンヴォイアメックスの2カードについて、変更点のみをまとめています。
- Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(以下MBAP)
- Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード(以下MBA)
MBAPは年会費アップ・ポイントダウン・特典付与条件がシビアに
変更ポイント | 変更前 | 変更後 |
---|---|---|
年会費 | 税込49,500円 | 税込82,500円 |
家族カード年会費 | 税込24,750円 | 税込41,250円 |
公共料金・国税のポイント付与率 | 1.5% | 0.5% |
事業用決済のポイント付与率 | 3.0% | 対象外 |
継続特典付与の条件 | 年間150万円以上の利用 | 年間400万円以上の利用 |
継続特典 | 無料宿泊50,000ポイント分 | 無料宿泊75,000ポイント分 |
プラチナエリート会員資格付与の条件 | 年間400万円以上の利用 | 年間500万円以上の利用 |
MBAは年会費アップ・ポイントアップ・特典付与条件が簡単に
変更ポイント | 変更前 | 変更後 |
---|---|---|
年会費 | 税込23,100円 | 税込34,100円 |
家族カード年会費 | 税込11,500円 | 税込17,050円 |
航空券・海外利用のポイント付与率 | 2.0% | 3.0% |
Marriott Bonvoy参加ホテル利用のポイント付与率 | 4.0% | 5.0% |
公共料金・国税のポイント付与率 | 1.5% | 0.5% |
事業用決済のポイント付与率 | 3.0% | 対象外 |
継続特典付与の条件 | 年間150万円以上の利用 | 年間250万円以上の利用 |
継続特典 | 無料宿泊35,000ポイント分 | 無料宿泊50,000ポイント分 |
シルバーエリート会員資格付与の条件 | 年間100万円以上の利用 | 条件なし |
ゴールドエリート会員資格付与 | – | 自動付与 |
2026年10月までは移行期間あり


2025年8月20日までにカードを持っている方は、2026年10月26日までの移行期間は無料宿泊特典の条件・交換レートがやや異なってくるので注意が必要です。
マリオットボンヴォイアメックスを切り替えるべきか?
マリオットボンヴォイアメックスを使っていた目的、予算によって切り替えるべきか分かれてくると思います。
- お得にホテルステイが目的
- お得にマイル旅が目的
- マリオット系ホテルのステイが目的
「お得にホテルステイが目的」なら他ホテル系クレジットに切り替え


より安い年会費と簡単な特典条件を求めるのであれば「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアムカード」が候補の一つとなります。
年200万円の決済で最上級のダイヤモンドステータスを取得できるため、多くの層にはまると予想されます。



ただ、後述の「今後どうなっていくのか?」に記載の通り、あまりおすすめはできないです…


おすすめしたいのは年会費55,000円の「ラグジュアリーカードのチタンカード」。
様々なホテルで上級会員相当のホテル優待を受けられるため、ホテルブランドを絞らないのであれば候補になります。




TITANIUM CARD(年会費55,000円)
お得にホテル優待を受けるならこれ!


BLACK CARD(年会費110,000円)
より飲食サービスを楽しむならこれ!


GOLD CARD(年会費220,000円)
さらにハイグレードを求めるならこれ!
「お得にマイル旅が目的」ならステイor切り替え
Marriott Bonvoyポイント 1ポイント=ANA/JALマイル 1.25マイルで移行できていたため、MBAPもしくはMBAを保持してきた方も多いはず。
MBAPは「8万円代でマイル還元率1.25%のカード」となったわけですが、今回の変更「事業用決済のポイントが対象外・税金支払のポイント減少」に伴いその魅力は激減しました。
とはいえ、ANA・JALともにマイル還元率1.25%かつ移行上限なしのカードは数少ないため、年会費や事業決済がネックにならないのであれば継続もありです。


切り替え先の候補でおすすめなのが、「アメリカンエキスプレスゴールドプリファードカード」。
初回入会で得られるボーナスポイントの多さが特に魅力的となっており、紹介特典を利用したボーナスポイントで、計130,000ポイントのアメックスポイントを獲得できます。
- マリオットポイント:128,700ポイント相当
- ヒルトンポイント:162,500ポイント相当
- ANAマイル:130,000マイル相当 ※年間移行上限は40,000マイル


紹介を受けたい方は、以下のフォームにメールアドレスを入力・送信ください。
いただいた宛先に、enoharus.hotel.reports@gmail.comより紹介URLをお送りします。
「マリオット系ホテルのステイが目的」ならダウングレードorステイ
マリオット系ホテルが好きな方であれば年会費が上がったとはいえ特典で宿泊できるホテルの幅も広がっているため、ダウングレードもしくは維持がよさそうです。
500万決済できるのであればMBAPを継続、できないのであればMBAにダウングレード(切り替え)が候補になると思います。
今後どうなっていくのか?
今回の変更は「増えすぎたプラチナエリート会員」の対策か
近年、SNSを中心にMBA、MBAPカードが大量にPRされたため、以下のような問題が起きていました。
- 国内ホテルではチタンエリート(年間75泊)でもアップグレード皆無
- クラブラウンジ利用者増加による混雑、治安の悪化
- 明らかにホテルが求めていない客層の増加
この原因の一つが変更前「年間400万円の決済でプラチナエリート(年間50泊)になれる」という特典であったため、マリオットとしてはより上級会員を絞り込みたい方針だと思われます。
ヒルトン系カードは改悪の予感
おそらく今後起こりうるのが、前述の「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアムカード」への流入。
これによってヒルトンのダイアモンドステータスが爆増し、マリオットと同様にヒルトン系カードも改悪されることが想定されます。
マリオット上級会員が減るかというと微妙
マリオットボンヴォイのプラチナエリート(年間50泊)になるためには抜け道が存在しています。
今後これらをインフルエンサーがPR目的で推し出すことにより、プラチナエリートはそこまで減らない可能性もあります。
- Q1プロモーション:1泊で2泊の実績がつく期間限定キャンペーン
- プラチナチャレンジ:十数泊でプラチナエリートになれる隠しキャンペーン
結果として、上記のような抜け道(限定キャンペーン)は撤廃されることも予想されます。
個人の見解としてはマリオット・ヒルトンの会員資格は捨て
上記の通り、マリオットおよびヒルトンは2026~2027年でカードやキャンペーンの変更、さらにはラウンジの治安も大きく変化することが予想されます。
2025年現在、私たちは以下のホテル会員資格を保持していますが、2026年はマリオット・ヒルトンから他ブランドに鞍替えいこうと思っています。
- マリオット:チタンエリート ⇒ プラチナエリート、2027年は捨てか様子見
- ヒルトン:ダイアモンドステータス ⇒ 捨て
- ハイアット:グローバリスト ⇒ 継続
- IHG:プラチナ ⇒ 継続もしくはより上位へ