他ホテル御三家と共に国内ラグジュアリーホテルを牽引してきた帝国ホテル。アルベルト・アインシュタインやマリリン・モンローをはじめ数々の著名人をもてなしてきた、そんな歴史ある格式高いイメージのホテルですが、どこか自宅のような心地よさがあり、数あるラグジュアリーホテルの中で最も足を運んでいるホテルかもしれません。
今回はビジネスでの利用を目的に、一週間程度のホテルステイとなりました。

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帝国ホテル東京にチェックイン

帝国ホテル東京にチェックインする際は、ハイヤーもしくはタクシーで向かうことをお勧めします。ハイヤーを降車し、ドアマン・ベルマンの案内からチェックインを行うまでの流れは本当にスムーズで、帝国ホテルならではの上質なおもてなしを感じることができます。

非常に広く、隅々まで磨き上げられたなロビーは、圧倒的な格式高さと上質さを演出します。その雰囲気に圧倒されつつも、同時に心が高まるのを感じます。

スタッフの対応は非常にきめ細かく、なにより自信をもった姿勢とその対応に感動すら覚えます。ロビーに限らず、スタッフの対応については、国内トップクラスだと思います。

装花はアナスタシアやアルストロメリアといった、美しい秋色の花々がロビーを彩ります。
実は、エレベーターや客室などのいたるところに薔薇が飾られており、帝国ホテルの「花」に対するこだわりは並々ならぬものを感じます。

「鏡」も帝国ホテルを知る上でのキーワードかもしれません。エレベータ内やエレベーターホールの壁面には鏡が設置されており、いつでも身だしなみを整えておけるような空間となっています。

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65,000円/泊~
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客室|本館 デラックスルーム
リビング / ベッドルーム

今回は少々長期間の滞在となるため、広め(42㎡)のデラックスルーム(本館)を選択。
煌びやかさ・派手さは控えめかもしれませんが、客室全体は落ち着いた空間に仕上がっており、非日常というよりか、どこか日常の延長線上にいるかのような感覚に包まれます。

部屋の奥には、ソファーとセンターテーブルが配置されたスペースがあります。ソファーは絶妙な柔らかさで、非常に座り心地が良いです。

センターテーブルには、上品な花瓶に一輪の薔薇が飾られており、窓からは東京のビル群が美しく輝きます。

今回は、インペリアルフロアを除く通常フロアの最上階、12階の南側に位置するお部屋。窓からは、煌々と輝く新橋・汐留方面のビル群を眺めることができます。
タワー館(21〜31階)の客室であれば、また違った景色が見えそうです。

シモンズのベッドは寝心地がよく、ベッドメイキングも非常に丁寧な仕上がりです。

ベッド脇にはコンセント×2と、各種照明や空調の調整、カーテンの開け閉め等を行うことのできるタブレットが備え付けられており、便利です。

インテリアはどれも重厚感があり、上質なものばかり。
特に、家具の上面に取り付けられたバッゲージラックは非常に高級感があり、スーツケースやビジネスバッグがいつも以上に映えます。

デスクは、13inchのPC一台に手帳、諸々の資料を広げても十分な広さと、なによりも高級感があります。
机上にはコンセント×2に受話器やメモ帳、程よく落ち着いた明るさのライトが設置されてあり、便利。

クローゼットは非常にシンプルで、客室の落ち着いた雰囲気にマッチしています。
バスルーム

洗面台は、大理石の天板に、曇りなく磨き上げられた三面鏡が配置されており、美しく、そして機能的。各種バスアメニティも丁寧に並べられています。

なにより魅力的なのは、ほんの数分程度でお湯を張ることのできるバスだと思います。ビジネスマンとしては嬉しい限りで、朝のトレーニング後や仕事の合間に、気軽に利用することができます。
室内のレインシャワー、ハンドシャワー共に水圧も十分で調整幅も広く、不満なく使えます。
アメニティ

バスアメニティは帝国ホテルオリジナルのシャンプー、コンディショナー、ボディジェル、ボディクリームで、オリエンタルローズのような甘く優雅な香り。

ハミガキセット、髭剃りセット、綿棒、石鹸、シャワーキャップ、ブラシ、くし等、基本的なグッズは全て取り揃えてあります。

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帝国ホテル東京のレストラン|パークサイドダイナー
帝国ホテル宿泊時のディナーには、よく1階の「パークサイドダイナー」を利用します。
ホテルの中では最もカジュアルかつ利用しやすいダイニングで、今回はいくつかのメニューをご紹介。

帝国ホテルの伝統かつ定番メニューの野菜カレー。無駄な味付けはされておらず、野菜本来の味と食感を楽しめます。
こちらのダイニングを利用した際は、ビーフカレーもお勧めです。ルーのこだわりが光る逸品なので、是非楽しんでいただきたいです!

焼き目が非常に美しく、ペッパーのきいた味付けとソースのマッチングが絶妙なステーキ(150g)。
ワインはカベルネ・ソーヴィニヨンをチョイス(グラスで¥1,000程度ですが、なかなかの美味しさです)。濃厚な味わいと程よいタンニンがお肉の美味しさを引き立てます。

こちらは、牛網焼きとフォアグラの洋風丼。濃厚で大きなフォアグラと、上質な赤身肉の乗った醤油ベースの濃いめの味付けに箸が進みます。キノコやパプリカ、そして奥にはカラッと上がった大葉の天ぷらが乗っていて、味わいに奥行きと食感のアクセントが加わります。

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帝国ホテル東京のバー|オールドインペリアルバー

ディナー後は、帝国ホテル東京が誇るメインバー「オールドインペリアルバー」で、ナイトカクテルを楽しみました。旧帝国ホテル本館の面影を残すこちらのバーでは、帝国ホテルならではのオリジナリティとこだわり溢れるカクテルをいただくことができます。

帝国ホテル100周年の記念に誕生した、ホワイトラムにピーチリキュールやバイオレットリキュールを加えたカクテル「ティンカーベル」。
スノースタイルのグラスに薄くピンクがかったカクテルが注がれ、緑のドレンチェリーが添えられている様は、童話「ピーターパン」の世界観を見事に表現しています。
フルーティーで上品な甘味が口の中に広がる、非常に飲みやすいショートカクテルで、女性にもぜひオススメしたい一杯です。

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帝国ホテル東京の朝食|ルームサービス / なだ万

こちらはルームサービスで洋食を頼んだもの。ベーコンを合わせたオムレツに、ヨーグルト、トースト、オレンジジュースに、コーヒー。全ての料理は選択式で、特に卵料理(目玉焼き、スクランブル、ゆで卵などなど…)は自由度が高いです。
客室に運ばれてくるテーブルには一輪の薔薇が添えられており、食卓を美しく飾ります。

そしてこちらは「なだ万」での朝食の様子。
白粥(白米の選択も可能)、味噌汁、焼鮭、しいたけ、里芋、ニンジン、鶏団子などなど、スタンダードなメニューながら、食材のおいしさと、それを生かした味付けや調理法が光ります。

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帝国ホテル東京のアフタヌーンティー|インペリアルラウンジ アクア

本館 17階に位置するラウンジ「インペリアルラウンジ アクア」でアフタヌーンティーをいただきました。
本館のイメージを損なうことなく、非常に上品で落ち着いた空間となっています。



今回はイギリスの小説家、アガサクリスティの世界観を味わうアフタヌーンティーコースでした。小説に登場するエピソードや食事が見事にティースタンドの上に表現されています。
アガサがよく飲んでいた「ラプサンスーチョン」というスモーキーな紅茶や、薔薇の紅茶など、バラエティに富んだドリンクメニューにも強いこだわりを感じます。

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チェックアウト

スタイリッシュなインテリアや美しい夜景といった煌びやかさ・派手さは控えめなものの、高品質かつ安定した国内トップクラスのサービスが光る、まさにいぶし銀なホテルでした。冒頭にも書きましたが、日常の先にあるかのような、どこか安心感のある、そして温かみあるサービスに心ひかれ、また訪れてしまうのかもしれません。
そんなことを考えつつ、このホテルを後にしました。
帝国ホテル東京の料金・お得なプラン

一休のタイムセールでの予約が最安で宿泊できます。
各予約サイトの金額目安は以下のようになっています。※時期によって大きく変動があります

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